私調べでランドセルに一番多いと感じる、コイルファスナーです。
樹脂製のエレメント(歯が噛み合って開閉する部分)が螺旋状なのでコイルファスナーというそうです。
今回はコイルファスナーで下止めが金属のものの加工例です。
↑元の長さは約18cm
↑下止めのツメを千枚通しで起こして
↑取り外す
↑ラジオペンチでツメを直角に戻す
↑ミニランドセルに合わせてファスナーの長さが9cmになるように、下止めを再取り付け(6年間使って塗装についたキズが残るのが嬉しい)
↑余分なコイルを喰切でカット
↑さらに残ったコイルを取り除く
↑これやっても誰も気づかないんじゃないか、とたまに思うけど自分は気づいてしまっているからやる
↑この写真だと右端の部分を熱で接着し、下ごしらえ完了!
ラウンド型ポケットにダブルスライダー(両開き)のファスナーがついているタイプでは、上も下も止めがないタイプもあります。
そして、近年増えている樹脂止めは移動させることができません(涙)
↑ラウンド型のファスナーポケット(上下樹脂止め)
↑元のファスナーの長さは37cmくらい
↑12.75cmに(止めは片側だけ生かします)
↑これが移動させられない樹脂止めです