こだわり

とにかく価格重視で小さくしてくれるお店を探している

というお客様には、そ、そうなんだ…みたいな内容です^^;

梅田皮革工芸が一番大切にしている『こだわり仕様』をご紹介します!

新しく使う材料

↑ミニランドセルには大きすぎて使えない「錠前」の代わりの小さな差込錠や、数個のカシメ、糸ぐらいです。

新しい革で縁を巻く方が早く作れるのですが、私はそれでは嫌なんです!元のランドセルから取った縁を使いたいんです。

当時触れていたものをなるべく多く残したい。

手間をかければミニランドセルに付けられる部品は全力で取り外し、再取り付けします。

新しい材料を使わないために、苦手な加工もあります

『素材が劣化してしまったランドセル』です。詳しくはこちら↓

ミニ加工できないランドセル

ルックスも自慢

私はわが子のミニランドセルを部屋に飾るのが夢だったので(2023年にその夢、叶いました🥹しあわせ)かわいらしいミニランドセルにしたい!と形、サイズにもこだわりました。

ほとんどのランドセルの背当てがそのまま残せて、コロンとかわいらしい印象の縦横比です。

(サイズ約縦15×横13×マチ9センチ 肩ベルト含まず)

カブセ:金具はもちろん、6年かけてついた傷がミニになっても同じ場所になるように。(位置によってはできない場合も)

マチ:それぞれのランドセルにあわせて、一針一針手縫いをします。

まとめ:ランドセルから取り外した「へり」を巻くテープ(縁革)。
元の角がミニでも角になります。
丁寧に縫い目をほどいて、元の縫い目を手縫いで拾っていく独自の製法です。

※元のランドセルの状態、仕様によっては違う仕上がりになる場合があります。

冠(カブセ)の加工

ヘリが取り外せるもの

テープ状のヘリについたキズなどが、ミニランドセルにも同じように残せます

ヘリ返しのもの

このタイプは元のランドセルで角だった部分は、ミニランドセルには残せません

ランドセルメーカーが6年の使用に耐えられる強度で全力でつけてある金具やパーツを、取り外して再加工するため、壊してしまうことがあります。(ミニ加工時点でメーカー保証期間を終えております)細心の注意を払って作業していますが、何卒ご了承くださいm(_ _)m

加工前のランドセルの写真

ランドセルを送る前に写真を撮り忘れてしまった!というお客様の声から生まれた、私の記録用に撮っていた加工前のランドセルの写真をポストカードサイズにプリントします。(2021年分よりメールでデータをお送りしています)

ランドセルのみですがミニ加工をご注文の皆様にお付けしています。